さて、色んな方にシェフミの黄色い色味が悩みだと
相談を受けましたので簡単にご説明致します。
やり方は大きく分けて2つだと思います
1.ホワイトバランスを適正にする
2.ストロボ発光をする
ストロボの利点はやはり照明の色を発光により色被りをリセットできることです。
ただ発光量が多く背景がつぶれやすくなる
=適正な設定が難しい(そもそもライティングは撮影の中で難易度が高い作業)
上記理由からよっぽど暗い状況以外は自分は使いません(使う使わないはもちろん個人の自由なので)
最近のコンデジはオートで光量調整もできるのがあるのでむしろそっちのが綺麗に撮れたり?
結局色味はWBです。シェフミは暖色系の照明を多く使用しているので黄色ぽくなるわけで
青色を足してあげれば中和できます。
WBを適正にさせるには色々方法あります。
まずカメラ上で設定する方法としては普通にWB設定(できればK=ケルビンでいじる)か
WB補正で細かくいじるか。前者は単に寒色←→暖色(極端に言えば青か赤の2色)の補正ですが
後者は[G]はグリーン、[A]はアンバー、[M]はマゼンダ、[B]はブルーの4色補正です。
(画像はキャノン一眼)
当然シェフでは後者がおすすめです。前者だと色被りを完全に消せないと思います。
あとは物理的に
WBフィルターですかねぇ
金額が1万位するのでシェフミだけ…って方にはおすすめしません、自力で頑張った方がいいですw
色彩強調用フィルターのカラーフィルターはここには向いてないのでフィルターを検討している方は
買わない方がいいと思います。
そして、RAWで撮る…いわゆるデジタル現像ですね。あとでパソコンで補正することができるのですが
jpegと違ってRAWは生データなので設定値(wbや露出補正を表しSSやF値などとは意味が異なる)
を反映される前の状態で保存されているので設定値を変更しても画質の劣化がありません。
ただしデータ容量が3倍くらい膨れ上がるのでメモリーカードの容量アップが必須。
デメリットはRAWのファイルデータは画像ファイルではないので専用ソフトがないと表示されない
=そのままだと印刷ができない。
あとはRAWに過信しすぎるとカメラの腕は絶対あがりません。
あくまでもちゃんと設定をするは大前提です。極端なWB変更や露出補正はノイズが目立ちます。
最後にシェフは座る場所カメラを向ける方向によって設定はコロコロ変わります。
キャラがやってくるまでに試し撮りは必須です。
何よりも大事なのは色味を含め仕上がりは個人の好みなので自分に合った設定をみつけることです。
あとは試し撮りだからと言って他のゲストの方がグリーティングしている様を撮るのはやめましょう。
盗み撮りもですが、正直あまりいい気分はしないです。ストロボ発光も同様に他の方の迷惑にならないように。
当然ながらキャラが来て試し撮りは失礼極まりないです。
色の三原則やら光の三原則の話を割愛して大雑把な説明にしたので
突っ込みどころはあるかもしれませんが、大体の設定方法だけでも伝われば幸いです。